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独断と偏見によるジャズギター史(8)
(2017年4月 4日 15:16)
7、現代ジャズとギター



様々なスタイルが許容され、拡大されてきたジャズは、もはや「こうでなくてはいけない」というような細かい基準はなくなり、個々の音楽性と表現に委ねられる



懐の深い音楽


になりました。



その芸術性は他のジャンルと同じように、一つのムーブメントを主体としながら進化していくのが常ですが、マイルス亡き後のジャズ界はNYでさらなる進化を今なお遂げています(もちろんNY以外でも進化していますが、一応メッカなので)



あらたな時代の旗手として、前述したカート・ローゼンウィンケルは筆頭株でしょう。



カートとマーク・ターナー(ts)の2フロントでの怒涛のユニゾンはテーマ(主題)がトリスターノ一派のようにかなり難解なもので激ムズ・・・



あのエネルギーに満ち溢れた演奏を聴いた時は、パーカーとガレスピーのそれを彷彿とさせるもので、
ここにきてギターはとうとうtsとの2フロントで戦える存在になったぞ!!






と震えたものです。
(現代若手最高峰のマイク・モレノもインタビューであの二人の2フロントがあったおかげで、管楽器奏者が皆ギターとやりたがるようになった。賞賛に値すると賛辞を述べておりました)



ちなみにその前にシーマス・ブレークと同じような編成で1993年にアルバムを制作していることを今回初めて知りました。




シーマス・ブレークはカートの次世代、ラーゲ・ルンドとよくやっているイメージがありましたが、まぁマンハッタンは狭いし不思議じゃないよね。



とにかく、トランペットにかわりテナーサックスとギターの2フロントはまじで新たなフォーマットとして確立したと思います。





そして、70年代に電子ピアノやエレキベースなどと共に、エレクトリック楽器としてクロスオーバーしたギターが、あらためてアコースティック回帰したジャズのフォーマットでもサウンドとしてマッチしているという事も特筆すべきです。




時にクリーンなサウンドで透明感を作り、時に歪んだオーバードライブサウンドで管楽器に負けないド迫力の音をだすギターは芸術家であるミュージシャンの内面を表現するに足る素晴らしいツールになりました。(マイク・スターンとかもっと前からやってましたが)





上述したカート、マイク、ラーゲ、他にギラッド・ヘクセルマンジョナサン・クライスバーグ、アダム・ロジャースなど(あげればきりがないくらい)、現代的プレイヤーはセミアコ、フルアコ、ソリッド(はあまりみないかな、オズ・ノイとかそうか)など、種類やメーカーこそ様々ですが、大概足元に多くのエフェクターをそろえ、変幻自在のサウンドメイクをしながらフロント楽器として素晴らしい芸術音楽を聴かせてくれます。





また、ギターミュージックとして少し別角度からとてつもない実力を兼ね備え出てきたジュリアン・ラージも素晴らしいプレイヤーです。
(sounding pointの一曲目の衝撃は忘れられない・・・ゲイリーバートンとデュオでやった時はそんなに気を留めなかった曲が、あーもかっこよくアレンジされるとは・・・)




みなとてつもない音楽力とテクニックをもっていて、もう神がかった領域に入っている。




もちろん、温故知新としてオーソドックスなジャズギターもすたれているわけではありません。ただ、100年の時を経て、ジャズギターもといジャズというジャンルは一言では語れない変容を遂げてきていて、聴き手はそれを少なくとも理解していないと、何が何だか理解できないままライブを終えるというようなことになってしまいます。





絵画を見に行って、写実主義なのか印象派なのかクロワソニスムなのかシュールレアリズムなのか、またはキュビズムなのか・・・それらを把握してみないと表面だけなぞって終わってしまうような鑑賞になってしまうでしょう。




次回は最終章、では「ギターでジャズを演奏するという事」とはどういうことなのか?
僕なりに考えたまとめを書きたいと思います。






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